和漢薬膳食医学会について

健康の喜び・幸せを和漢膳(薬膳)でより多くの方に伝えたいとの願いを込め、1992年薬膳コースのある板倉料理学院を富山県黒部市に日本で初めて開校。東京では医学博士檜山幸孝先生と共に薬膳教室を30余年開催してきました。生徒が増えるにつれ、 全国料理学校協会認定証のほかに薬膳の資格認定のご要望が高まり、2005年6月に一般社団法人国際薬膳食育学会が発足し、2019年4月に一般社団法人和漢薬膳食医学会に学会名を変更しました。医療費削減や、健康長寿社会の実現に貢献できるよう努めています。

理事長挨拶

私たちの身体は37兆の細胞からできていますが、最近の研究から体内には「時計細胞」があり、 生理現象のリズムを司っていることがわかりました。心筋梗塞は午前中、脳内出血は夜7時過ぎに起こることが多かったり、赤ちゃんが生まれるのは夜中が多いのも偶然ではないのです。
東洋医学では、病気ではないけれど、体のリズムの乱れで不調な状態を「未病」といいます。そのリズムの乱れを体内の環境を整えて健康に導く食事が「薬膳」です。三千年にわたって受け継がれてきた信頼の健康効果、体調のよさや、免疫力の高まりをあなたもぜひ実感なさってください。
「薬膳」という言葉から薬臭く美味しくないのではというイメージを払拭し、より多くの方に薬膳の魅力をお伝えしたく考え出したのが「和漢膳」です。和漢膳は薬膳の正統的な考え方を踏まえつつ、日本人の体や味覚に合うようにアレンジした美味しい料理です。

豊かに人生を思いっきり楽しむには、健康がキーワード。そのためには、活力、気力、心を豊かに育む「食」が大切となります。

和漢膳は東洋医学の知恵を活かした食事法です。和漢薬膳食医学会では、その基本と料理を専門家の先生方と共に健康増進に、また講師として活動していただけるご指導をしています。そして、学ばれた方々と共に健康長寿に社会貢献する活動を努めてまいります。「和漢膳らいふ」で皆さまが百寿者になられますことを心より願っています。

講師ご紹介

板倉 啓子    和漢薬膳食医学会理事長、メンター・フーズ㈱代表取締役社長 

檜山 幸孝    証クリニックグループ代表、医学博士、、前千葉大学大学院先端和漢療学助教授

西本 隆    医療法人社団岐黄会西本クリニック理事長、医学博士、神戸大学医学部附属病院漢方内科

中本 佳代子  一般財団法人大阪漢方医学振興財団理事長

板倉 奈菜子  和漢薬膳食医学会講師、メンター・フーズ㈱、城西大学薬学部非常勤講師、漢方薬・生薬認定薬剤師

所在地

一般社団法人和漢薬膳食医学会
〒938-0035 富山県黒部市牧野682-1 TEL:0120-593-890 FAX:0765-54-1071